アンケートの集計(4) 卒業後の就職活動

アンケートの四番目の部分(D)は将来の仕事に関連しています。各質問への回答率は以下になります。
「将来を考えて、日本語や日本に関わる仕事がしたいですか」

1)一年生


「ぜひしたい」 ― 27%
「ぜひしたが、就職機会がなければ他のでも選ぶ」 ― 73%
「どちらでもいい」と「したくない」 ―  0%

2)二年生

「ぜひしたい」 ― 15%
「ぜひしたが、就職機会がなければ他のでも選ぶ」 ― 85%
「どちらでもいい」と「したくない」   ―  0%

3)三年生

「ぜひしたい」  ― 33%
「ぜひしたが、就職機会がなければ他のでも選ぶ」 ― 50%
「どちらでもいい」 ― 17%
「したくない」 ―  0%

4)四年生


「ぜひしたい」 ― 30%
「ぜひしたが、就職機会がなければ他のでも選ぶ」  ― 60%
「どちらでもいい」  ― 10%
「したくない」  ―  0%


以下のグラフは選択の合計を表しています(図1)。

図1.卒業後の求職活動 (クリックで拡大できます)

このグラフから日本学科で勉強している学生の大部分が日本語や日本に関わる仕事をしたがっていますが、就職機会がなければ、他の仕事を選ぶということが分かります。その理由は日本語に関わる職業への就職機会の少なさを認識している可能性があります。

二番目は「どのような職業に就きたいですか」という複数回答の質問です。学生皆の質問への回答率は以下の一覧でまとめました。(表1)

表1.「どのような職業に就きたいですか」 (クリックで拡大できます)
この回答結果によると、学生の大部分は翻訳家、通訳者として働きたいということが言えます。「その他」には「自分の会社を造りたい」や「国際政府関連機関で働きたい」という答えがありました。

アニャ