アンケートの集計(2) UAM日本学科への入学動機

私たちはUAM日本学科を選んだ特別な理由があるかどうか知りたかったです。そのために、アンケート参加学生に、「UAMは第一志望大学だったのか」という質問をし、さらに、「はい」と答えた人には、その理由を複数回答をよしとして尋ねました。驚いたことに、その結果、学生のほとんどはおおむね同じ意見で、かつ学年によっても答えはあまり偏らなかったということで、アンケート回答者全員の答えを集計し、これをもとに以下のグラフを作成しました。

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一つ目のグラフから、UAMが第一志望の大学ではなかった学生は少数派で、実際には、今、UAM日本学科在学中の学生の大多数のこの選択は偶然ではないと言えます。そして、二つ目のグラフを見ると、彼らの入学動機は主に日本語教育の高いレベルにつながっていることがわかります。また、他の人気の理由といえば、UAMの国内での有名度と、「ポズナニは実家から近い」が40%以上挙げられました。かなり人気があったのは、「ポズナニが特に気に入っていた」、ポズナニが実家から遠いことで、20%以上占めました。そして、10%強の学生は、恋人や親友、親戚の関係で入学することにしました。およそ6%の回答者は「その他の理由」を挙げました。

以上述べたように、やはりアンケートには学年などによる偏りは見られませんが、日本学科を狙う者は大学を選ぶ上で何を重視しているのかが明らかになるでしょう。二つ目のグラフの縦軸の答えを見ると、最も重視しているのは、UAMにおける教育水準と国内での高評価で、簡単に言えば、UAMそのものです。それに次いで、UAMの所在地としてのポズナニ、つまり実家からの距離、またはポズナニの 街自体が気に入ったということは、希望大学の選択に影響を与えるでしょう。最後に、身近な人の存在が選択の根拠となることもありますが、これは比較的弱い理由でしょう。


ミハウ