自己紹介をしましょう! 法純

「自己紹介をお願いします」という場面が少なくないではないでしょうか。
私の外見を見れば、白人ということは一目瞭然です (心はどうだろう?)。私のキリスト教の名前はウカシュと申します。赤ちゃんの時、両親に教会に連れて行かれ、その名前をもらってしまいました。なので、一応ウカシュという名前が正式な名前です。ですが、2010年に仏教の出家得度をしてから、友人や家族など、近い人からは法純と呼ばれます。私の心は法純です。

時々、他の人にとってこれを理解することは難しいです。特に、日本人の友達に始めて出会った時、「法純です」と言い出したら、びっくりです。外国人なので、日本風の名前ってあり得ないと思っている方もいるでしょう。日本人の友達だけでなく、ポーランド人にとっても、「法純」という名前はとてもエキゾチックな感じだから、名前を間違えて、「ショウグン」と呼ばれるケースもあった。 やはり、ポーランド人にとっては、不思議な名前だから、挨拶の時、驚く場合が少なくないです。ポーランドの法律上、ウカシュは身分証明書とかパスポートに書いてありますけど。

しかし、私の名前の歴史はここで終わらないです。二年前に日本で尺八のお稽古を始めて、師匠から「夢月」という竹号をもらいました。ですから、三つ目は「夢月」という名前です。つまり、ウカシュ・法純・夢月と申します。

名前だけでなく、学歴、もしくは住んでいる町も重なっています。現在、ポズナン市にあるUAMで日本語学科の5年生として勉強してますが、以前にOLSZTYN市で英語学科の学生でした。まず英語学科を卒業し、英語教師になり、ポズナンのUAMの学生をやりながら、英語を教えていました。また、今年の6月からSZCZECIN市に住むことになりました。私が好きな町はやはりポズナンですけれど、最近SZCZECINの良い所も見つかってきたように思います。毎日、娘と一緒に散歩しながら、道に会った人が皆とても優しいし、よくご挨拶まで話しかけています。また建物の外見がとても綺麗で気に入っています。また一番感動したことは、Szczecin市のレイアウトはパリを基準にして造られたそうで、ロータリー交差点がとても多く素敵な町並みです。今、とても嬉しいことに三宝院という曹洞宗のお寺に住んでいます。本堂がありますので、尺八のお稽古や坐禅などをすることができます。

私にとってとても大切なことは三つあります。ひとつは法純としての仏教です。ポーランドではほとんどの人がキリスト教徒ですから、仏教徒として生きていくのは時々大変なこともあります。でも仏教の考え方、教えなど、本当に素晴らしいことがたくさんありますので、このまま僧侶としての修行を続けたいと思います。

二つ目は夢月としての尺八です。まだまだ上手ではありませんが、この間Poznan市のヨガ教室でコンサートをひらくことができました。とても嬉しかったです。卒業論文も尺八について書くつもりでいます。

三つ目はウカシュとしての家族です。妻と娘との生活を出来るだけ大事にしたいと思っています。私の妻は会社で働いているので、娘と私が家にいることが多いのですが、一緒にいる時間は本当に楽しくて(もちろん世話はとても大変ですが)幸せです。

どうぞよろしゅう。

1 komentarze:

履歴書の書き方の見本 さんのコメント...

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

コメントを投稿