我々は確かに自分自身を笑うこともありますが、人のことを笑う方が面白いに違いありません。ですから一般のポーランド人が自らのことより、義母や警察官・神父・政治家・医者を訪ねている婆・黒人・ジプシー・ユダヤ人などを馬鹿にする話が多いです。しかし、幸いにも、我らの嘲笑する傾向は悪意からではなく、自分自身の劣等感から来るただのからかいなのです。
上記のこと知っているとポーランドの人についての冗談数の豊富さ理由が明らかになります。例えば、最近、インターネット上で特に流行しているのはジプシーについての冗談やバカ話です。彼ら全員が泥棒で貧乏だというステレオタイプを元にしてふざけるわけです。ここにちょっとその例を挙げたいと思います。
なぜジプシーの赤ちゃんが生まれてからその尻を2回叩かねばならないか?
一回目は普通で、二回目は腕時計を返させるように。
そのほかには、
手の無いジプシーのことをどう呼べるの?また、
信用できる人。
なぜポーランドには白鳥の数が少ない?見てのとおり、多くの冗談は短くて、すごく簡単です。もちろん、もっと長いのもあります。
水に投げ込まれたパンをジプシーの方が早く手に入れるから。
ちなみに黒人についての冗談も同じようなユーモアがあります。
一番短い人種差別的なジョークは?より長いのならば、下記のようです。
黒人さん。
ある若い黒人が砂漠で妖精にあった。妖精はその水を飲んだら白くなるよと言った。下品でしょう?残念なことにポーランドの冗談の中に、そんなのはもっとも人気があるのです。実は僕も上述の話しを聞いたとき、つい爆笑してしまいました。ポーランド人でなければこのような振る舞いは不適切でこの意味が分からないかもしれませんから、それについてちょっと説明したいと思います。
彼はこの言葉を聞いた途端、水を飲んでみた。
村に帰ると、お父さんのところに行った。
「父さん、父さん!俺、白いぞ!」
「小僧、時間がないぞ。お母さんと話せ。」
言われた通りにした。
「母ちゃん、母ちゃん!俺、白いぞ!」
「カリ、時間がないわよ。お姉ちゃんと遊んだらどう?」
もう一度言われた通りにした。
「姉ちゃん、姉ちゃん!俺、白いぞ!」
「カリ、時間ないよ。邪魔しないで。」
飽きちゃった黒人は自分自身にこのように言った:
「ちくしょう!白人になったばかりなのに、もうこのクソったれニガーにむかつく!」
あくまでも、我々ポーランド人は笑うのが大好きで、冗談の対象は誰でも、まったくかまいません。僕自身がその対象になっても、笑うに違いないと思います。他のポーランド人も同じだと思います。皆が同じだから、そんなことを言っても、侮辱したとは思われないし、だれでもそんな単純なユーモアなら分かりますから、このタイプの冗談は昔から人気がありました。だって一番大切なのは、冗談の内容ではなく、とにかく皆を笑わせることでしょう。
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